げんしょう

げんしょう
I
げんしょう【弦誦・絃誦】
〔琴をひき詩を吟ずることから〕
教養をつむこと。

「~洋々の地/大塩平八郎(鴎外)」

II
げんしょう【減少】
へってすくなくなること。 へらしてすくなくすること。
増加
「違反者が~する」
III
げんしょう【減省】
へらしはぶくこと。 げんせい。

「太平因循の雑費を~し/近世紀聞(延房)」

IV
げんしょう【現症】
患者が受診した時点で示す自覚的症状および他覚的所見の総称。 現在の患者の状態。
V
げんしょう【現象】
(1)人が感覚によってとらえることのできる一切の物事。 自然界・人間界の出来事。 現像。

「自然~」「~にとらわれる」

(2)〔哲〕 感覚や意識にあらわれるもの。 (ア)
〔phenomenon〕
(理性がとらえる「本体・本質」に対し)感覚のとらえる外面的・個別的なあらわれ。 また, 本体・本質が意識にあらわれた姿。 (イ)
〔(ドイツ) Erscheinung〕
(その背後にある「物自体」に対し)カント哲学で, 多様な感覚内容が認識の主観的形式によって規定されたもの。 (ウ)
〔(ドイツ) Phänomen〕
(背後にある「本体・物自体」を想定せずに)フッサールの現象学で, 純粋意識に端的にたちあらわれる限りでの事象。
VI
げんしょう【舷墻】
上甲板に波の上がるのを防ぐために外舷に沿って設けた鋼板の囲い。 ブルワーク。
VII
げんしょう【言笑】
話したり笑ったりすること。 なごやかに語り合うこと。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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